今回はプロ野球選手の打撃で、体が開かないバッティングフォームを見ていきましょう。
図解入りで詳細に解説していますので、分かりやすいと思います。
参考にする打者は「東京ヤクルトスワローズ」で2015年にトリプルスリーを達成した同年の「山田哲人」のバッティングです。
ホームランも打てて打率も残せる「コンプリートヒッター」と称される、山田哲人のバッティングの特徴は ・・・
- タイミングの取り方がうまい
- しっかりと力が伝わるスイングと軌道
- インパクトの時にボールにバックスピンをかける技術に優れる
という事があげられます。
そして、何と言っても「レッグキック」が特徴的です。
バッティングのレッグキックとは!?
野球のバッティングにおけるレッグキックとは、足を高く上げて重心移動をするフォームで、より大きな力を得ることになります。
下半身はパワーの原動になり、レッグキックでより大きなパワーを下半身で生み、上半身とバットへと伝えています。
ただし、このレッグキックはメジャーで行う打者はほとんどいません。
筋力があり骨盤が回転しやすい欧米人は、体幹や目線をブレさせない様にするためにあまり足を上げません。
メジャーでは手元で小さく変化するボールが多いのも、足を大きく上げない理由の一つになっています。
体が開かないバッティングフォーム
まずは下半身からのバッティングフォームの解説になります。
①~③では投手とのタイミングを計り「レッグキック」をして、軸足に体重を移動します。
④~⑤で軸足から前足へと体重移動します。
投手とのタイミングを計りながら、タイミングが遅れない様に⑤でトップを作ります。
この時に膝がピッチャー側へ向かない様に我慢して、前足で壁を作りパワーを受け止めます。
⑥~⑦でスイングを開始していきますが、肩の回転が早くならない様に我慢し、上半身の胸が投手に向かない様に上半身の開きを抑えます。
体が開かないバッティングフォーム2
⑦~⑨と体の近くの内側へとバットのグリップを振り出します(インサイド)
グリップをヘソの前を通すイメージで振り出します。
グリップが先行して、バットのヘッドが後からグリップを追い越します(アウト)
⑩でインパクト後には⑬までは大きいフォロースルーをしている事が分かります。
力が連動してインパクト時に大きな力が働くスイングをすれば、自然とフォロースルーも大きくなります。
スイングはインサイドアウトで!
最短でグリップから振り出し、外から最後にヘッドが出てくるスイングを「インサイドアウト」と言います。
バットがしなって走る「基本で理想のスイング」と言われています。
ドアスイングとは違い、しっかりとパワー連動ができスイングスピードも上がるバッティングが出来るんですね。
上記の画像の黄色いミートポイントゾーンでも分かる様に、ミートポイントが前後に広がることも大きなメリットになりますよ。
体が開くクセが一瞬で直る!プロ直伝の秘密兵器
バッティングの基本からクセの矯正方法までプロが教えてくれる「7日間スラッガープロジェクト」です。
甲子園出場選手も多数輩出したロングセラーのバッティングDVDです。やっぱりプロ野球のバッターは確かな技術指導で、選手から指導者まで必見の内容になっていますよ。
間違ったスイングで練習しても上達しません。上達の近道は正しい技術や知識をプロに教わることなんですよ。バッティングDVDで人気No.1なんです!
内野守備上達の全てが分かる決定版!
メジャーでもショートストップやセカンドベースマンとして出場したプロ野球選手「川﨑宗則」がショート・セカンド・サード守備の全てを教えてくれます。
チーム内でも内野守備ナンバーワンを目指せるDVDになりますよ。
ワンテンポもツーテンポも「捕球~スローイングが速くなり」堅実で綺麗な守備力が身に付く充実した内容なんです!
